2月12日と13日の二日間、出張で山口県下関市を訪問しました。
出張といってもメインは13日の視察であり、12日は前乗りし一人で街を散策しました。
が、12日はとても寒く1日中小雪が舞っていました。
下関へのルートは羽田~北九州空港~小倉~下関をたどり入りました。
道中で一番驚いたのは、小倉(北九州市)の街の大きさ。さすが昔I丹デパートがあった街です。
下関に入り、ホテルでレンタ自転車を借りぐるぐる回る予定でしたが、とにかく寒い。
耳が凍りそうになりながら、ほとんど道行く人がいない街を走りました。
コースは、下関駅~唐戸市場~関門トンネル~彦島~下関駅なんて感じで考えてましたが、
実際のコースは、下関駅~唐戸市場~巌流島(舟)~街中プラプラ~定食屋で熱燗と
なってしまいました。
唐戸市場は3連休の最終日にも関わらず大勢の人で賑わっており、各仲卸業者さんが、
「ザ・下関スタイル」と言わんばかりの寿司を提供していました。
このスタイルは、非常にめずらしく普段魚を売っている冷ケースに直接寿司を並べ
お客さんにプラスチックタッパーを渡し、好きなのを選ばせるというものです。
寿しは、これまた普段魚の加工場(厨房じゃないよ)として使っているところで
作っていました。
正直、これ保健所的には完全にアウト例示です。こんなの新宿当たりのデパートで
やろうもんなら、即営業停止です。でも、もしこのスタイルを無くしてしまったら
下関の集客、唐戸市場の集客はほぼ無くなるに等しいのではとも感じます。
後日関係者に話を伺ったところ、保健所もそこはわきまえているようで
何とか今の下関スタイルを維持させてくれているとのことでした。
ただ、寿司のネタは間違いなく新鮮でおいしいものばかりでした。
下関スタイルの寿司、これはこれで楽しいんですがね。
若い人の多く集まる街で飲食店でやれば流行りそうなんだけどな~。
インスタ映えするし。色々なアイデア出してみよう。