お久しぶりです。
昨日、4年に一度のワールドカップがフランス優勝で幕を下ろしました。個人的には、アルゼンチンやウルグアイ、メキシコなど南米チームを応援していたのですが、結果はいずれもベスト4に入らず、欧州優勢の勢力図でした。我らが日本もおっさんJAPANながら、ベスト16と予想外の健闘で嬉しく思いました。
今回のワールドカップで、大きな注目となっているのが2つあります。ひとつは対ポーランド戦の日本の戦い方、もうひとつはVAR導入だと思います。それぞれについて、私見を述べたいと思います。
まず、ポーランド戦の最後10分の戦い方。私的には、全然ありです!私が監督でも同じ戦術で戦っていたと思います。残り時間、当日の気温、別会場のメキシコの立場(セネガルに追いつかれると、自分たちも予選リーグ敗退の可能性がある)、日本チームの疲労度など。すべての要素を総合的に判断した結果、西野監督があの判断を下したと思います。外から見たら、「スポーツマン的に攻めろ」と思うかも知れませんが、ピッチ上の選手が一番分かりやすく反応していました。長谷部CPから指示が出て、誰もその指示に逆らおうとしませんでした。選手はそれが予選突破に最善と分かっていたからだと思います。ワールドカップは国と国との戦いなのです。よく、戦争に例える評論家の方がいますがまさにその通りで、正直「勝てば官軍」的な大会なのです。
ビジネスや一般社会でも、今回のような局面が何度か発生します。その時に、今回の西野監督のように、如何に自分のスタイルではなくともチームの勝利を第一義に考え、俯瞰し・状況判断を的確に行い・感情的にならずに、方向性を判断できるか?経営やマネジメントの立場として、私も身に付けたいものです。(西野さんが先輩だから擁護している訳ではありません笑)
そして、もうひとつがVAR。これは、無くてもいい!
ブラジルのネイマール(演技男優)が出場する試合だけ導入すればよいです。機能的には良い部分もありますが、第4の審判がいれば、そこまで細かく観なくてもといった感じです。サッカーは野球などと違って、プレーが強制的に切れる場面がありません。必然的に流れが出来るスポーツなので、VARでその流れが寸断してしまった場面が沢山ありました。特にドイツ対韓国、そして決勝のフランス対クロアチア。この2試合は、VARで詰まらない試合となってしまいました。決勝を吹いたアルゼンチンの主審もそれまで非常に素晴らしいレフェリングをしていたのですが、さすがにあれはPKに値するほどのハンドではないような気がします。人がやるから、たまにミスも起こるし誤審も発生する。そのリスクを承知の上でプレーする試合の方がスリリングで楽しいと感じるのは私だけでしょうか?でも、実力的に弱いチームはあれで助けられる場合があるので、あったほうがいいのですかね(笑)
この1か月は、若干寝不足になりながらも楽しくサッカーを観れました。このままの勢いで、Jリーグが盛り上がってくれればいいですね。最後に今後の日本代表監督予想。
とりあえず、森保さんがA代表も監督やって、ヘッドコーチが手倉森さん、そして2年やって成果でなければ外国人監督で現札幌のペトロヴィッチかブッフバルト、それでもダメなら次のW杯予選で関塚さん。この流れでどうでしょうか…