お疲れ様です。昨日、約3年ぶりに70キロウルトラマラソンを走りました。タイムは約8時間。すなわち、8時間いろんなことを考える時間があるわけです。始めの1時間くらいは、現在の調子を確認することで時間が過ぎていきます。走り方や腕の振り、痛みのあるところはないかなど今行動していることに対して頭が働いています。
これが、4時間も過ぎると逆に考えたくなくなるんですよね。その頃には、多少なりとも疲労により、”脚が重くなってきた””肩がこってきた”など、身体的にマイナスの要素(状態)に意識が行くことが多くなります。こうなると、負の意識のスパイラルに入っていきます。「前半飛ばし過ぎたからこうなったんじゃないか?」「さっきのエイドで梅干し食べなかったから、塩分切れてパワーが出ないんじゃないか?」、挙句の果てには「今日は練習だから、途中リタイアでも全然問題なし!暑いし、50キロ行ったら充分!」「ここまででも良く走ってきた!」などとマイナス意識から来る結果を肯定するようにまでなっていきます。こうなると、それまでなんともなかった走り方が一気に弱気の走り方に変わります。何となくどこか怪我でもしているかのようなフォームで、沿道の人とも決して目を合わせず、ランニングのバランスが崩れていきます。そして最後は、歩き出してしまう。
なんか、事業も同じように感じてなりません。しっかりと目標設定を行い、そこに対して準備をし実行する。実行している間は、ネガティブな意識よりも今までやって来たことに自信を持って取り組む。そして達成することだけに意識を向ける…
人から見ると、私はかなりポジティブに見られがちですが、実際はネガティブ意識の強い人間だと思います。業績など考えても仕方がない、マイナスな部分にのみ意識が向きネガティブ人間になっておりました。業績はあくまで今までの積み重ねの結果でしかないということを再度肝に銘じて取組姿勢を正していきたいと思います。
諦めさえしなければ、必ずゴールにつける。昨日、エイド以外は歩かなかったことが大きな自信につながりました!やれば出来る!次は5月の野辺山100㎞です!